曉リマインダー - fishingwithjohn’s diary

４月も後半に差しかかろうとしているのに
春爛漫です！みたいなご陽気な天候にあまり恵まれていないような気がします。
逆に冬再来です！みたいな肌寒い夜もあるくらいで。
ご陽気な春の気候はどこで何をしているんでしょうかね。
放射能と余震が怖くて海外にでも逃げているのでしょうか。
このまま春状態がないまま唐突に夏に突入するような気がしてなりません。
春という情緒に詩情を見出したい自分がいるんですが。
何か情緒があれば一句詠んだろうかという芭蕉的な姿勢で日頃過しているのですが。
「春の陽気」とかオークションなんかに出品されていないかしら。
しかもチャリティーとかで。
そうであれば速攻入札するところなんですが。
YOSHIKIのピアノとまではいきませんが結構な高額を入札するのも辞さない己がいます。
紅に染まったこの俺をなぐさめるやつはもういないとばかりに。
しかしあれって最早億単位の額になってますけど一般人に払えるのでしょうかね。
ああいう数字が出て来るのは春のせいなんでしょうか。
原発事故にまつわるデータも震災後１ヶ月で目を疑う数字が頻出しておりますが。
あれも春が惑わせているせいなんでしょうか。
おかしなところに春の狂気が表出しているような気がします。
出来れば狂喜の方で乱舞でもしたいところですが。
私としてはそんなところに春らしさを見出したくはないのです。
こう、うららかなひだまりな曉を覚えず的なふわっとしたものを見出したいのです。
近頃は曉を覚えたくないなあと思っていても余震が「曉を覚えて！」とばかりに揺らすので
今シーズンの春眠は曉を覚えまくりです。
五十嵐を寒がらせる会に続く新組織「五十嵐に曉を覚えさせる会」の発足でしょうか。
困ったものです。

この頃は仕事をしているかレコーディングをしているかの日々です。
いったいいつまでレコーディングしてるんだって話ですが、
空いてる時間にちまちまひとりでやっているのでなかなか終わらないのです。
でも少しずつ進んでいます。
復興の方も少しずつでも進む事を祈りつつ。
連休辺りから急に真夏の如く暑くなるような予感がしています。
今年の夏のテーマソングはRCサクセションの「サマータイムブルース」で決まりでしょう。
暑い夏がまたやって来ます。
その前に暖かな柔らかな穏やかな春の陽気は。
やって来てくれはしないのでしょうか。