嵐は呼ばない男

そんなわけで「夜の科学」も無事終了しました。
ご来場下さった方々、どうもありがとうございました。
満員のお客さんでたっぷり3時間のステージでした。
見ている方も疲れたんじゃないかと思いますが。


今回はドラムのイトケンさん不在ということで、
山田氏と私と安宅さんがそれぞれマイスティックを持ち込み、
隙あらば俺がドラムを叩くぜという姿勢でリハに臨み、
バンド内ドラムの座争奪戦がごく小規模で行われたりしたわけですが、
結局本番では3人ともそれぞれの場面で叩くに至り、
特に私などは2曲(しかも1曲は新曲)に於いて
その華麗なる(?)スティックさばきを披露したのですが、
実を言えば人前でドラムを叩くのは今回が初めてで、
いきなり満員のお客さんの前でドラマーデビューを果たすことになるとは夢にも思わず、
そして安宅さんが高校時代初めてドラムを叩いた曲がセックスピストルズだったとは夢にも思わず、
色々な面で新鮮な体験と相成ったのですが、楽しかったです。
後ろからメンバーを見るというのも貴重な体験で。
安宅さんのペダルスティールああやって弾いてるのかとか、
安宅さんの背中って大きいんだなとか(女子目線か)思ったりしつつ。
何しろエビちゃんのベースが安定してるのでやりやすかったですね。
嵐を呼ぶ男」の石原裕次郎の気分に一瞬なれたので良かったです。
嵐というよりはほんの微風を呼んだ感じですけどね。
ライブですが、今回は新曲もたくさんあって見応えあったんじゃないかと思います。
会場行ったらいきなり見知らぬ電子オルガンが置いてあったので驚きましたけどね。
山田氏に聞いたら「こないだのリハの後買ったんだよね」とのことで。
古道具屋で売られてたそうですが、こんなのあったら自分も欲しいわと思ったりした次第です。
あと当日我々メンバーも知らない新曲も用意されてたので驚きましたけどね。
山田氏に聞いたら「こないだのリハの後書いたんだよね」とのことで。
リハの後に色々行動する男だなと感心した次第です。
まあ詳しくはまたmonologのコラムに書きたいと思います。
コラムは今号から連載となりましたのでぜひ今後もご期待下さい。
続きは紙で。
ということで。


しかし中秋の名月を経て本格秋モードに突入かと思いきや
まだまだ残暑くんがしつこく居座っていますね。
空気を読んでそろそろ去って欲しい気もしますが。
夜になると急に秋っぽい空気にはなるんですけどね。
夏でもなく秋でもなく。
まさしくそんなような季節です。