4月の動静(4/6~4/10)

4月6日
朝からmolnへ。向かう途中鎌倉駅前でロケ待機中らしきオードリー春日さんを発見し、オードリーのオールナイトニッポンリスナーである私は思わず「かすがさーん!」と話しかけてしまったのですが、スタッフの人たち数人にすかさず止められしまい、そんな中でも何とか「リトルトゥースです!」とだけはお伝えすることが出来ました。春日さんはこっくり頷いて背中で返事してくれました。(オードリーのオールナイトニッポンリスナーのことをリトルトゥースと称するのです。)次の日のオールナイトニッポンで春日さんから「鎌倉に行っていた」という話題が少し出て「おお〜」とテンションが上がった私です。しかし私を止めるスタッフさんの「不審者現る!」的な警戒テンションにそこまで怪しい人物に見られたのかとふと己を省みた次第です。
この日は夕方からミルブックス藤原さんが来るとのことで、誕生日ケーキを仕込んでおいたのですが(この日は彼の誕生日だったので)、3人でホールのケーキを食べきれないのではと思い、近所でアトリエの準備をしていたアユミさんも急きょ呼んで、一緒に祝いました。藤原さんが来るタイミングでロウソクに火をつけたかったのですが、マッチの準備に手惑い入口で少し待たせるというサプライズ下手を露呈してしまいましたが、喜んでもらえたようで何よりです。藤原さんはmoln8周年のお祝いにmolnが開店した2010年製のワインを贈ってくれました。わざわざ何軒か回って2010年製を探してくれたそうです。毎日誰かしらの誕生日なのだなと思いながらワインをいただきました。藤原さんとは草とten shoesのCDジャケットについての話にもなり、彼がAdvantage Lucytico moonのジャケットをデザインした際のエピソードなど聞かせてもらい、色々参考になりました。
4月7日
molnからの帰り道、スーパーで買ったお酒(本搾り)を飲みながら先日散歩中に発見した公園に行ってみるという寄り道プレイに興じてみました。その公園は昼間は近所の子供たちが賑やかに遊ぶのでしょうが、夜はひっそりとして独特な雰囲気で、しばしその風情を楽しみました。家に帰りたくないサラリーマンがしばしここで時間をつぶしてから帰るのかなとか、昼間嫌なことがあった学生がここで一旦気持ちを整理してから帰るのかなとか、色々想像してみた次第です。公園は時に家までのワンクッションとして機能するのです。その公園を後にして、さらに歩いていたら2匹の首輪をした猫を発見し、人に慣れている子だったのでここぞとばかりに撫でてやりました。道ばたで酒を片手に知らない家の猫を撫でている様は通行人に大変あやしまれたでしょうが、猫を放ってはおけないのです。(猫は春日さんと違って芸能人ではないので誰にも止められませんでした。)帰り道に鎌倉在住の音楽ユニット、コータ&とまそんのとまそんさんに遭遇し、酒を片手にしている様を見られ少々恥ずかしかったのですが、まあ飲んべえであるので仕方ないのです。帰ったら近所の家猫のミミが遊びに来ていたので、これまたここぞとばかりに撫でてやりました。猫に関してはもう仕方ないのです。目の前にいたら撫でるしか選択肢はないのです。
4月8日
この日もmolnへ。いつもと違うルートで歩いていったら若宮大路の方で神輿が出ておりました。この日はミル坊グッズのイラストを描いてくれたイラストレーターの木下綾乃さんがお店に来てくれて、著書にサインを入れたりお客さんと交流してくれました。綾乃さんと我々は藤原さんと共によく落語を見に行く仲で、いわば今回のミル坊グッズは落語のおかげで生まれたのです。夕方にはOz magazineの編集の方やmolnフレグランスを作ってくれたかおりんも来て、お客様からいただいたたい焼きを一緒に食べたりして終始和みムードでした。綾乃さんの素敵な笑顔に癒された一日でした。
4月9日
朝から草とten shoesのレコーディング作業、仮歌の録音や編集などを引き続き行いました。やってもやっても終わらないのですが、いつか終わる時が来るのでしょうか。夕方にはアユミさんのアトリエに行き、あやがアユミさん作の吊るし紐付きのパンツを買っておりました。ブルーの綺麗な色合いで、ステージ衣装としてそのうち登場かもしれません。アユミさんのアトリエは鎌倉駅前のsahanの隣のスペースなので、molnの近所です。スープの冷めない距離ってこんな感じかなと毎回行く度に思います。スープの冷めない距離という単位を考えた人は凄いなとも毎回思います。
4月10日
最近アマゾンプライムで「あぶない刑事」をちょこちょこ見ていて、その面白さと懐かしさにすっかりハマっているのですが、登場人物が陥る危機やハプニングやミスなどすべてスマホがあれば解決するケースばかりで、この時代にタイムマシーンで戻り「はいこれ!」とスマホを渡したい衝動に駆られています。仲間と連絡取るのにいちいち公衆電話を使っている不便さたるや。私が舘ひろし柴田恭平スマホを渡せば「タカ!」「ユージ!」「ユースケ!」とあぶない刑事に仲間入り出来るものを。横浜が舞台なので野毛の飲屋街など見覚えのあるロケ地も出て来て面白いのです。舘ひろしの拳銃の撃ち方や柴田恭平の走り方、浅野温子の顔芸などの物真似を習得せむと練習しているこの頃です。