マイ・ジェネレーション

今日は民族文化センターでの張り子人形体験教室の
2日目ということで、また岩槻まで行ってきました。
今日は和紙を型からはがして、絵付けをするとこまで
完成への工程を一気にやったのですが、
なかなか子供たちも慣れてきたというか、
いい感じに作業に没頭して、
「やーこういう光景は好いねえ。」
とかしみじみ見てたんですが。
張り子の題材はみんなドラえもんとか、招き猫とか、
ふくろうとか、かわいいものが多かったんですが、
中には「攻穀機動隊」に登場するメカを作る子もいて、
個性的でいいっすね。とか感心しつつ。
(ちなみに「それって押井守でしょ。」とか適当な知識で
トークを試みたら「や、テレビ版だから違う。」
とか言われてしまって、笑
「押井はやっぱパトレイバーっしょ」とか逆に言われて、
「そうだよねー。」とか適当に返答したんですが、
そうなのかどうかはわかりません 笑)
また、大学生のボランティアの子のひとりが
楽器のベースの形のを作っていたので、
「何、ベースやってるの?」と聞くと、
「そうっす。ヒスブルのコピーとかやってるんす。」
と答えたので
ヒスブルって今刑務所の中じゃん。」と言うと
「いや、捕まったのはギターなんす。」と言ったので、
「つーかヒスブルにベースっていねえじゃん。」
と思いつつも(笑)
「僕もバンドやってるんだよね。CDも出してるんだよ。」
とかぼそっと言ったら周りで聞いてた人たちみんなが
「えっ、お兄さんすご〜い!」
と好リアクションしてくれたので
「あーCD出してて良かった。子供たちに尊敬されたわ。」
とか思わず思ってしまったんですが(笑)、
なんとそのベースの青年、音を聞かずして
「じゃあ、お兄さんのCD買うっす。」と、
fishing with johnのCDを買ってくれたのです(!)。
ヒスブルを演奏する青年に果たして
fwjのミニマルな、フォークトロニカの世界を
わかってもらえるのだろうかとか思ったのですが、
まあ大学生ならなんとなくわかんじゃないの、
実際CRJで1位だし(笑)。とか思って、
「あーなんていい学生さんなんだ。
こういう若者がいると未来は安泰だなあ。」
とかまたもやしみじみしてしまったのです(笑)。
(や、その場にCD持っていたわけではないので、
体験教室終了後に家まで寄ってもらって
買ってもらったんですが)
にしても大学生の子って時間持ってるんですね。
夏休みも9月までですもん。
まあいろんなことに興味持ってこういう
センターでのイベントに参加したり、
知らない音楽のCD買ったりして、
そういう時間を有効に過ごすというのは大変好い。
つーか、大事ですよね。
と改めて思ったりしたのでした。
ありがとう青年(笑)。