古本ビート

今日も職人展の仕事で川越に行って来たんですけど、
休憩中にふと外へ出てちょっとその辺を歩いてみたら、
なんか新しく開店したばかりの古本屋を発見して。
古本屋つってもブックオフのバッタもんみたいな(笑)、
よくあるセコハンショップ風情で、
見た目しょぼそうな感じだったんですけど。
まあたいしたことないだろうけど
一応チェックしとくか、くらいに中入って
見るとまあそこそこだけどありがちな品揃えだなあ、
なんて思ってたらその店、地下があって。
で、地下降りてみたらなんと、大型図書館並みに広くて、
しかももうすんげー品数で、
もうお宝ざっくざっくだったんですよ。
美術関係やら文学やら漫画やら、音楽やら
サブカルチャーやらアイドルものやら、
神保町の専門店並みの品揃えがそこに展開されてて。
もう「この店ヤバいっ!」と
久々に狩猟本能が目覚めてしまいましたね(笑)。
一応価値あるものはそれなりのプレミアは付いてるし、
すんごい掘り出し物ばかりというわけではないんですが、
全体的に他の専門店よりも安めの値が付いてて、
なかなか良心的なのです。
とりあえずすごい品数なので
「これは仕事帰りに見よう。」
とか思ってもう仕事後にダッシュして店に直行して(笑)、
じっくり見たんですけど、結局見切れないほどあって、
とりあえず気になってた昭和40年代のおもちゃとかの
コーナーを見たら「あしたのジョーのチャンピオンベルト」
とかいうレトロかつチープなブツを発見して、
もう即ゲットしたりして(笑)。
あと、あしたのジョーのDVDのボックスの、
僕が持ってないやつとか格安であったので、
結局それ買ったら持ち金ほとんど使い切ってしまって(笑)、
本を1冊も買わないという結果になってしまったのですが。
あしたのジョー物だけ買って帰ったという、
変な客になってしまいまして(笑)。
(一応知らない人のために言っておくと
僕はあしたのジョーグッズのヘビーコレクターです。)
いやでもそこ、音楽関係でもビートルズものとか、
植草甚一のジャズものとか充実してたので、
ぜひ明日はそこら辺もディグしてみたいなと思った私です。
文学ものとか全然見られなかったし。
なんか藤子不二雄のFFランドの全巻80万とかで出てたりして、
そんなのは買えませんが(笑)、ずらっと棚に並んでて、
まあ見てるだけで楽しいですよね、こういうのは。
他にも虫コミックスとか、貸し本時代の劇画とか、
よくこんな電車が1時間に3本しかない
場所にこんだけ揃えたなあ、なんて感心したんですけど、
ひょっとして有名な店なんでしょうかね。
セドリ業者とか入ったら棚ごと抜かれそうな感じもしますが、
こういう品揃えをずっとキープ出来たら、
何度となく足を運ぶ価値がありそうなお店です。
やーしかし楽しいなあ古本屋って(笑)。