踏切を渡るという行為

前に知人と一緒に道を歩いていて、
ふと踏切に差しかかった時にその知人が突然、
「あれ、俺、踏切渡るの久々だ!」と
はっとしたように言ったので、
「なんだそれ。」と思わず笑ってしまったのですが、
「カラオケに行くのが久々」とか、
「映画に行くのが久々」ならともかく、
「踏切を渡る」という日常での移動行為を「久々」だと
気付き驚いたのにはこっちも驚いてしまったのですが(笑)、
思えばそういうのって誰にもありますよね。
「歩道橋を渡る」とか、「地下道を渡る」とか、
近所の地理状況とその人の行動範囲によっては
あんまり経験しないことってあるものです。
踏切を久々に渡った知人は近くに踏切がない場所で普段生活し、
行動しているということで、
きっと駅の向こう側とかにもめったに行かないんでしょうね。
スクランブル交差点」とか「陸橋」とか、
近所にない人はめったに渡らないでしょうし、
久々なる移動行為は結構ありそうです。
みなさんはいかがですか?
僕もそういうのないかなとふと考えたんですけど、
あの、空港や恵比寿、渋谷駅なんかにある
「動く床」ってあるでしょう?
エスカレーターの平坦版みたいなやつ。
僕、久しくあれに乗って移動してませんわ。
近所にあれないですもん(笑)。
あれって意味ないよなあ、なんていつも思うんですけど、
荷物が多いときは楽なんでしょうかね。
あれはもし乗る機会あったら久々になりますわ。
今度あれに乗るためだけに恵比寿へ行ってみようかな、
なんて思ったりしますが、
まあそれこそ意味ないですよね(笑)。