リハ、その他のブルース。

昨日はfwjリハで渋谷まで行ってきました。
今週の日曜(つーかもう明日なんですね)ライブということで
直前の通しだったわけですが、
何気に3ヶ月ぶりなんですねライブ。
思えば去年DAVID GRUBBSの前座やったのも8月のネストで、
あれから1年かー早いねーとかみんなで話してたんですけど、
石本さんだけ「もう3年前のような気がする」とか言ってて、
3年ったら中学入学した子が卒業しちゃう年月で
どういう月日の感覚なんすかそれは、とか思ったのですが(笑)、
この1年で3年分の出来事が彼には起こっているのでしょう多分。


ところでスタジオ行く前に、軽くお腹を満たすために
立ち食いそば屋さんに入ったのですが、
入ると中でそばも食べずに突っ立って
ぼんやりと水を飲んでる女子がいて。
こういう場所に若い女の子が一人でいるのも珍しいのですが、
そばも食べずに立っている姿も珍しく、何だろうなと思いつつも
食券買っておばちゃんに渡して注文して、
そばを受け取って席に持って行ってやおら食べ出したのですよ。
そしたらそこで女子が突然はっとしたようにカウンターまで行って
「あのー私の注文したそば、まだですか?」
と尋ねたんですね徐に。
そしたらおばちゃんがしまった!みたいな表情で
「ごめん〜!忘れてた〜何だっけ?注文」とか言って。
えっ?注文待ちだったの?と私は驚いたのですが、
私が女子を見かけてから、食券買っておばちゃんに渡して
おばちゃんがそば茹でて私はそれを受け取って食べ始めて。
という一連の行為の間、そこそこの時間が経過していたわけで、
さらにはその少し前から彼女は待っていたと推測されるわけで、
その空白の時間にひたすら水を飲んで立っていただけとなってしまった、
なんていうか非常に残念な結果が彼女を襲ったわけなんですが、
普通立ち食いそば屋ったら目の前ですぐに茹でて
迅速なるスピードでそばが出されるわけで、
彼女はむむ、すぐに出てこない、おかしい。
とか疑問に思わなかったのでしょうか。
普段こういう店で食べてないからこれだけ待つのは普通だと
思ったのでしょうか。
結構小綺麗な格好してたので、何かこういうお店に似合わないなあとか
思ったのですが、そういう子が遅れて出されたそばを
力なく啜る姿が何だかまた妙に哀しく見え、
ああ、この子は忘れられたそばをどういう気持ちで
食べているのだろうかと思いながら私は己のそばを啜ったのですが、
頼んだ注文を忘れられるというのは私も結構経験があり、
些細なことながらもそれが妙にダメージ大きかったりするもので、
「嗚呼、私は注文を忘れられるほどの小さひ存在なのであらふか。」
とか思って体育座りで電気も付けないで畳の上で
もしも私が死んだら〜と森田童子ナンバーをハートの内に独唱し、
そっと涙を零すくらいのことはするのですが、
立ち食いのそば屋で瞬間、その存在を忘れられてしまった女の子は
きっととてつもなく哀しかったに違いない。
なんて思ったらそばの味も少々苦く思われてきて
ブルース。
なんて呟いてしまった私なのです。
しかしおばちゃんも立ち食いそば屋で注文忘れるとは
どういうぼんやりがそこに展開されてたのでしょうか。
それほど混んでないんですよ店内。
ぼんやりがしょんぼりを生む瞬間に私はそばを啜ったのでした。


そんなわけで(?)明日はライブです。
会場でお会いしましょう。


flyrec & mao presents "connect"

日時:2005年8月21日(日)

会場:渋谷O-nest(http://www.shibuya-o.com/)

開場:17:30 開演18:00 

料金:前売2,000円当日2,500円(ドリンク別)



Live:mas / omb / trico!+itoken(flyrec)

pasadena with poundhip upsetters

/ E.D.O.ECHO SOUNDSYSTEM / fishing with john(mao)


#当日は6Fにてontonson(http://www.ontonson.com/)が出店!

普段通販でしか購入できない秘蔵アイテムを販売予定です。


masのステージには降神がゲストで出るそうです。
楽しみです。
我々の出番は1番目です。よろしくお願いします。