優雅な女性に音楽が鳴る

朝の電車の中で化粧をしている女性って
結構多いなーと最近思うのですが、
化粧を電車ですればその分、朝寝ていられるんでしょうが、
自分の顔の制作過程を人様に見られて大丈夫なんでしょうか。
恥ずかしいのではないかと推測されるのですが。


先日も朝の車内で向かいに立っていた女性が
やおら化粧を始めたのですが、
向こうを向けばいいのになぜか私の方を向いてし始めて、
まあ向こうの視線は鏡に向いているのでいいのですが、
私の方はと言うと視線はおのずと女性の顔に向くわけで、
その制作過程をまじまじと見てしまう格好になるわけで、
これは意図的に私に化粧過程を見せようとしているのか、
「化粧見せつけプレイ」みたいなプレイの一環なのだろうかと
思いつつもしょうがなく文庫本を取り出して、
そちらに視線を集中させていたのですが、
その間にも30分かけてその女性は車内で顔を完成させるに至り、
その一部始終を見届ける結果となった私は思わず、
「ご苦労様でした!」と言いたくなってしまったのですが、
忙しいと人の目も気にならないのかもしれないですね。
どこでも寝られるのと同じでどこでも化粧出来る、みたいな。


しかし女性の化粧ってなんとなくレコーディングにおける
ミックス作業と似ているような気がするのですが、
「ここにコンプかけてリバーブかけてディレイでここは飛ばして
キックの音もうちょっと下げよう」とか
そういう調整作業を顔面で行うものかと認識しているのですが、
たまに化粧のとても上手な女の子を見かけると
その美へのあくなき挑戦と技術的な高度なスキルに感嘆して
「素晴らしい!」と握手を求めたくなるのですが、
突然右手を差し出されても向こうは不審な顔をするばかりなので
私の右手はいつも宙に浮いてしまい、
仕方なくその右手を頭の後ろに持って行き、
「でへへ。」とだらしなく笑うに至るのが常なのですが、
女性は毎日そんな作業をしなくてはならないので
大変ですね。と感心してしまう私なのです。


ところでお知らせですが、「VOGUE NIPPON」最新号に
「鈍行ブックモービル」のレビューというか紹介文が
載っています。
私は自分のことが記事に載っているという理由で、
生まれて初めてこの雑誌を購入し熟読したのですが、
晴れた昼下がりに紅茶とケーキと猫を傍らに
優雅にこんな雑誌をめくりながらひと時を過ごしたら
素敵よね!とか思いました。
これを読んだ大人の女性が「鈍行ブックモービル」を
買って聴いてくれたらとても良い感じです。
しかしこの手のマダム向けの女性誌ってどれも厚くて重たくて、
これだけの厚みと重量感があったら
ちょっとがんばればこれで人を殴り殺せるのではないか。
とか思ってしまうのですが、
出来ればこういう女性誌を凶器に使用するのは
控えた方が良さそうです。
なぜなら優雅じゃないからです。
よしんば身近に殺したい人がいたとしても、です。
お気を付け下さい。


あと来週、高円寺円盤でライブがあります。
11月1日(火)高円寺円盤
18時50分開場 19時開演
料金500円+1DRINKオーダー
お問い合わせ 円盤(03-5306-2937)
出演 fishing with john、アベミキ、
ツポールヌ(a.k.aHOT TROCHE)、川染喜弘
去年一緒にセッションした「音がバンド名」との共演です。
リラックスした感じで楽しもうかと思います。


あとテレビ番組のエンディングでfwjの曲が流れるようです。
番組の内容も詳細も全然知らされてないので
石本さんの書き込みをまんまコピペします。

中京テレビで毎週木曜日24:50-25:10に放映されている
ウキ→ビジュ」という番組において、
11/17(木)or11/24(木)のどちららか(もしくは両方とも?)、
エンディングにfwjが使われます。
司会:サエキけんぞう
ゲスト:高城剛しりあがり寿常磐響などなど

曲は残響ピクニックの中からどれか。PVも流れますんで、
「読みかけの夏」か「落下する6月」のどっちかだと思われます。
採用曲はO.A.から1週間、
着うたとしてフリーダウンロードできるそうです。


だそうですので、名古屋方面の方はぜひチェックしてみてください。
詳細がわかったらまたお知らせします。


しかしサエキけんぞうさんで思い出したのですが、
7、8年くらい前にラジオの某オーディション番組に
各駅停車というバンドで出演した際、
審査員をしていたのがサエキけんぞうさんで、
その番組の打ち上げの時、サエキさんと一緒に飲んだのですが、
その時我々は「桜オートバイ」という持ち歌を演奏したのですが、
それについて批評していただきたところ、
「『桜オートバイ』て曲名は凄く良いね!
これはやられたなーと思ったよ!」と
主に曲名を(つーか結果的に曲名だけを)絶賛されて、
サエキけんぞうにネーミングセンスを褒められた」
というのが数少ない私の自慢のひとつなのですが、
懐かしい良い思い出として思い出されました(笑)。
まあサエキさんは覚えていないでしょうけども。