縒れたコルネットに耳をすます4時半

まだまだ寒いですね。
でもだんだんと日が長くなって来たように思います。
え、4時半なのにこんなに明るいの?
とか思ったりしますもん。
私の近所では夕方4時半になると「ふるさと」のメロが
「ほら、子供たちはそろそろお家帰んなさいよ」
的な感じで周辺に流されるので、
4時半の空の明るさで季節の変わり方が何となくわかるのです。
それがだんだん暖かくなって昼間が長くなると
鳴らされる時間が5時になったり、夏には6時になったりして
明確に季節チェンジを時間で認識するのですが、
明るさで何となく「変わりつつあるなあ。」とか感じるのも
良いものです。
それにしてもあの流される音楽って前は確か
「遠き山に日は落ちて」だったような気もするのですが、
「遠き山に日は落ちて」のメロがどんなのだったか
今、何となく覚束ないのでよくわかりません。
何かのメロとごっちゃになってしまっています。
どういうメロでしたっけねあれは。
まあとにかく郷愁を誘うセレクトになっているのですね。
家に帰りたくなるような。


ところでミュージックマガジンフィッシュマンズ特集を
大変興味深く読んだのですが、
こだまさんとメンバーとのやりとり云々とか、
大学時代の佐藤氏の佇まいとか、
その他初めて聞く話ばかりで面白かったですね。
映画公開に合わせてバンドの伝記本でも出せばいいのになあとか
思ったのですが、そういう話はないんでしょうか。
出たら絶対に読むのに。
ところで「夏の思い出」という曲の中で、「聞こえる?」
と佐藤氏から問われる度に
「ちゃんと聞こえてますよ。」
といつも思うのですが
この先もずっと聞こえていくのでしょうね。
新しい人の耳に。
しかしキンちゃんて年を経るごとにかっこ良くなってますよね。