サマービューティー2006

フリッパーズ・ギター紙ジャケ再発というニュースに
何だか時の流れを感じているのですが、
ミュージック・マガジンフリッパーズ特集を読んで
久々に初期の2枚とか聴き返してみたりしています。
前回の吉本ばななと被る話ですけど
懐かしさ半分新鮮さ半分で(気恥ずかしさも含む)
聴くのはなかなか楽しいですよね。
もろ直球な「僕のレッドシューズ物語」のイントロの
疾走感溢れるアコギのストローク
煌めくようなアルペジオとか聴くと
アコギの可能性をまだまだ感じますよ。
あんな青春としか言いようない音が出るんだなと。
落下女」とかいう若手芸人がたくさん出てた番組とか
メンバーが全員アニエス(多分)のボーダー着てて、
フリッパーズ世代が番組を作るようになっているのだなと
しみじみしたものですが、ひと廻りした感ありますね。
(しかしあの番組お笑いとしては面白くなかったですけどね)
ミューマガのは吉田仁氏のインタビューが面白かったですね。
吉田氏がフリッパーズを語るのは珍しいような気がするんですが。
(「サウンド&レコーディング」で「ヘッド博士」時の
壮絶なレコーディング話はしていましたけどね。)
レコーディング前にグレッチを渋谷で買ったとか
そういう裏話が普通に興味深かったです。
あと牧村賢一氏の「小沢くんは松本隆さんのあとに
やっと現れたずば抜けた作詞家なんだ」という発言には
激しく共感しましたよ。
再発されるアルバムはすでに所有してるので買う必要ないんですが、
2枚同時に購入するとパステルズバッジが貰えるとか聞いて
ちょっと欲しいなとか思っています(笑)。
そういうバッジとか鞄とかに付けてお出かけしたいわ、
みたいな乙女心を30過ぎても所有してるっすよ自分。
まあそういうの乙女心とは言わないですかね。
何て言うんでしょうかね。
まあそんな感じの夏ですよ。
誰のせい、それはあれだ。夏のせい。
ということで。