システムラーメン構造

先日「アメトーク」でダイノジ大地氏が紹介していた
日本一まずいラーメン屋の主人のブログを見てみたんですが、
かつて根本敬とかが活字でやっていたようなことを
ブログでやってる人がいるんだなと感心(?)したんですが、
ここまで不味いことで有名になると本人も意識して
より不味いラーメンを作るようになったりしないのかと思うんですが
どうなんでしょうかね。


私もかつて浅草で競馬実況のラジオが大音量で流れる小汚い店で
のけぞるほど不味いラーメンを食したことがあり、
あまりの不味さに思わず麺を二度見したほどなのですが、
麺を二度見したのは人生において恐らくあれが初めてで
そして最後になる予感がしているのですが、
不味いラーメンという代物は人を哀しくさせるものですね。
帰ってから「まずいラーメンぶるーす」という曲を(松本隆風に)
その日のうちに書き上げてしまったくらいの衝撃で、
私の忘れられない食の思い出のひとつです。
(ちなみにその店、まだ営業してます。)


そんな私は行列の出来る店にあえて並んでまで食べる気がしない、
それほどラーメンにこだわりない輩なのですが、
まんが道」に出て来る「松葉」というラーメン屋には
一度行ってみたいと思っているのですよね。
藤子不二雄の2人が「んまーい」と言って食べたであろう
ラーメンを食したいと思うのはまんが道ファンなら当然でしょう。
テレビで紹介されているのを一度見ましたが、
今でもまんが道ファンがちょくちょく訪れてるみたいですね。
機会があれば行ってみたいものです。


ところで「アメトーク」の「何とか芸人」ていうシリーズは
お笑い番組としては実に秀逸な企画だと思っているのですが、
芸人のこだわりを話術で広げて回して行く作り方も好ましいし、
それぞれのおいしいところを引き出そうと
芸人同士が協力している感じが友情を感じて微笑ましいし、
番組自体、適度にユルいのもまた良いんですよね。
ガンダムとか越中詩郎について語るだけで
成立しちゃう番組ってないですよ普通(笑)。
司会者が大物じゃないからまた成り立つ味わいだと思うんですが。
私は雨上がりの2人をそんなに評価してなかったんですが
意外に仕切りが巧いので(特にホトちゃんの方)
感心しながら見ています。