恋、視点、ルール

前にテレビで原由子風味堂の共演ライブを視聴したんですが、
そこで歌われていた「恋は、ご多忙申し上げます」という曲の
サビの「恋、視点、ルール」という単語の並びと
キャッチーなメロの秀逸さに思わず耳を奪われたんですが、
これって昔、原さんが出したシングル曲だったんですね。
作詞作曲が旦那さんで。
サザンとか桑田氏の曲とかって有名なのは大体知ってるし、
有名過ぎてあえてディグするまでに至らないのですが、
こういう別な歌い手の声で届くと新鮮というか
すごいソングライターなんだなと改めて認識させられますね。

でもこの映像だと聞いた時の私の衝撃が伝わらないというか、
風味堂とやったバージョンの方が
今っぽくて良かったような印象なんですけどね。
衣装とかメイクが80年代というか少し微妙な感じが(笑)。
「恋、視点、ルール」てざっと聞くと「恋してる」なわけで、
言語の音と意味に自覚的な人の書く歌詞だよなあと思うわけです。


あとついでに見つけたんですけど、
原由子さんのピッチを変えると大瀧詠一になる。
というネタなんですけど、
大瀧さんの声にそっくりですね本当に。

松田聖子のシングルを33回転で聞くと稲垣潤一になる」
に似た、ある意味都市伝説みたいなものでしょうか。