極寒と交感

先日ミュージシャンの宮崎貴士さんと飲もうかという話になり、
お互い来やすい中間地点で飲もうということでなぜか秋津という場所がセレクトされ、
雪の降る深く寒い夜に訪れることもそんなにない地にて飲むに至ったのですが、
まあ飲んでしまえば楽しいわけで色々とがっつり語らい、
雪と共に楽しい記憶が己の心に降り積もったという次第なんですが、
楽家と2人でじっくり話すというのは自分のスタンスの再確認も出来るし、
色々と刺激にもなって良い経験になりますね。
表現へと駆り立てる原動力の話とか道の進め方とか。
共感出来ることも多く参考にもなり。
まあ最後の方はお笑いとTBSラジオは最強だという話で盛り上がり。
スリムクラブをどう捉えるかや、めちゃイケでのナイナイ岡村の凄さや
最近の南キャン山ちゃんVS品川問題など語らいました。
今回のはいじめられっ子山ちゃんによるある種のテロだと思ったんですが、
いじめっ子品川の姑息な正当化っぷりや火の消し方もおしゃべりクソ野郎の面目躍如といった感じで、
これはこれでキャラを裏切ってないというか、
ベクトルは違えど両方ともお笑い芸人の在り方なのだなと思ったりした次第です。
お笑いが凄いのは諍いも病も不幸もマイノリティも何でも笑いに転換出来るところですね。
あとは小島慶子キラキラリスナー同士による自分が如何にキラキラを好きであるか、
単なるファントークへ突入という展開で。
お互いキラキラだけでなくTBSラジオを聞き込んでる身とわかり、
それだけで仲間意識が芽生えるという事実を身を以て掴みました。
そんな雪の夜でした。
宮崎さんといえば最近は図書館やグレンスミスというバンドで活躍中です。
そちらも素晴らしいのでチェックしていただきたく。


で、昨日はジマニカ氏のレコ発ライブを六本木まで見に行き。
知的に美的に構築されつつファンキーに暴れ回るドラム2台の織りなすグルーヴ、
ポップかつ幻想的なイメージを醸し出す女性コーラスに
カラフルな映像と大変見応えあるステージで素晴らしかったです、ジマニカバンド。
共演のクチロロ三浦氏のソロアクトは馴染みのあるクチロロ曲を彼が弾き語るのに合わせ
権藤さんや大谷さんが歌に沿うような演奏を聞かせていて良かったですね。
「朝の光」は名曲だなと改めて思いました。
デデマウスも気持ち良いサウンドでしたね。
この日は何しろ久しぶりに会う知り合いが多く。
色々なミュージシャンと話しながら
嗚呼自分は社交なるものをしている、と実感したりした次第です。
大谷さんと話すのもかなり久しぶりだったんですが、
彼からは「俺、坂本龍一と演奏したぜ!」と自慢されました(笑)。
maoの面々とも会えて楽しかったです。
しかしDJが気の利いた選曲してくれてるのはわかっているんですが、
大声で話さないといけないのでああいう時は音うるさいなと思ってしまいますね。
終演後は音量を下げるシステムでもないものかと想いを馳せつつ帰りました。
そんなものに想いを馳せつつ帰るのも何だなと思いつつ。
ここ数日五十嵐を寒がらせる会の会員による寒がらせ攻撃に参ってたんですが、
色々刺激を受けてまたやる気も出て来ました。
じっくり着実に自分の表現を作っていこうと思った次第です。
しかしこの寒さはいつまで続くのでしょうかね。
もうそろそろ春の出番で良いと思うんですが。
どうなんでしょうか。