そのポケットにThank youを

今日は仕事で海外からの留学生を相手に張子の絵付けを指導し、
同時進行でNHKの番組の取材を受けるという、
何だか慌ただしい時間を過したのですが、
(詳細はこちらのブログをご覧下さい)
なかなか面白い一日となりました。


今回絵付けを指導した留学生は地元女子校に来た生徒さんだったので
参加したのは当然全員女の子だったんですが、
今時の日本の女子高生とは違って落ち着いてるというか、
すごい大人びてるというか、クールというか、
「24歳です」とか言われれば鵜呑みにしてしまうくらいの子もいて、
さすが外国の子は育ちが良いのだなと感心してしまった次第です。
(そういうのを育ちが良いと言うのかという話ですけどね)
彼女たちが絵付けをしている様を見ながら
「可愛く描けてるなー」とか感心したので、
褒めてあげようと「So cute!」とか「What beautiful!」とか
「Very nice!」とか言ってたのですが、
まるでグラビアアイドルを相手に「可愛いね〜」とか言っている
カメラマンみたいじゃんとふと思い、途中で言うのを止めました(笑)。
褒めるというのもなかなか難しいものですね。
ひとり香椎由宇似の綺麗な子がいて、
終始黙ってるので不機嫌なのかなと思ってたんですが
水を取り替えてあげたら「Thank you!」とか優しく微笑まれ、
ああ別に不機嫌じゃなかったのかと安心(?)したりしたのですが、
俗に言うツンデレってこんな感じなのだろうかと
ふとツンデレ現象に想いを馳せたりしてしまいました。
まあ別にデレとはされてないだろうという話ですけどね。
しかしこういう外国人との交流の場に置かれていつも思うのは
英語を習いてえ!という語学への欲求であり、
赤西くんの気持ちをこれほど理解出来る瞬間があろうか、
いやない、と反語を用いて実感する次第なのですが、
英語って出来ると世界広がりますよね本当に。


で、同時進行のNHKの取材はどういうのだったかというと
「ペット相談」ていうBS2で放映している番組だったんですが、
その番組内で犬張子の特集を組むということで
作品や張子を作る工程なんかを撮影したりしたのですね。
絵付け体験の模様も撮影したので半日まるまるかかったんですけどね。
実際のオンエアは4、5分くらいだと思うんですが。
テレビの撮影って大変なものだなと改めて実感した次第です。
最後にレポーターの方と対談形式でインタビューも受けたんですが、
案の定私の喋りはぐだぐだで、編集で巧くまとめてくれないかなーと
今から編集マンの技術に頼ってしまいたくなるような
そんなトークになってしまいました。
それっていつも通りじゃんと言われればそれまでなんですが。
レポーターの方はこういう人が野球選手とかと結婚するのだろう的な
美人のアナウンサーさんで、終始途切れず笑顔だったので
こういう人は逆に彼氏の前ではツン状態なのかもしれない
などと勝手に想像したりしてしまいました。
ツンとデレの中心で私は何を叫んだのでしょうか。
何かは叫んだような気がしますが。
どんな映像になったのか興味ある方はぜひオンエアをご覧下さい。
来年1月オンエアの予定です。


ところで帰り際、留学生のひとりにポケットに何か入れられたので
「すわ、ラブレターか?」と思ったら
変な彫刻の形をしたキーホルダーでした。
一足早いクリスマスプレゼントだったのでしょうか。
多分Thank youの意味だと思うんですが。
そういや女の子は全員カバンに色んなキーホルダー付けてて、
そこら辺は全世界共通なんだなと思った次第です。
女の子がカバンにじゃらじゃらぶら下げてるものは
キーホルダーの形をしたThank youだと思うと
何だか愛おしく思えますよね。