ナベアツ的タナバタ思考

7月7日ですね、今日は。
七夕というやつですか。
何やら大正7年7月7日生まれの人は平成7年7月7日に77歳になるそうですね。
聞いた話ですが。
よくもこれだけ7が並んだものよという感じですよね。
ちなみに大正7年7月7日生まれの有名人に近江俊郎氏がいるそうですね。
残念ながら77歳を迎える前に亡くなってしまいましたけどね。
昭和33年3月3日生まれの人も平成3年3月3日に33歳になるそうですね。
世界のナベアツだったら全部アホにならなきゃいけない羅列ですが。
こういう羅列を見ると何か神秘的なものも多少感じますよね。
まあ偶然なんでしょうけどね。


数字に何かしらの意味や運命や物語を見出したい気持ちって人にはあると思うんですが、
数字ほど明確な意味とリアリティを持ったものに不明確な物語を乗っけたがるのって
スタンスが文系なのか理系なのかよくわからないですよね。
数値は計算で出るのに結果として計算出来ない何かが宿るみたいな。
まあこじつけで何とか宿らせてる場合も多々ありますけどね。
(それを身も蓋もなく体現してるからナベアツは画期的だったのかもしれないですが)


ちょっと前に流行った都市伝説でも数字ものがいくつかありましたが、
その中に主なAMラジオ局の周波数を足すと全部「18」になるというのがあって、
これって不吉な数字666を足すと18というところから来てるんですが、
聞くと一瞬「へー」と驚くのですが、
ニッポン放送は「1242」だから実際足すと9なのに
12+4+2に小分けしてる辺り、多少強引なんじゃないかとも思うのですけどね。
何とかやり繰りしたら18になったよ、みたいな。
ちなみに他の局は
文化放送 1134 11+3+4=18
TBSラジオ 954 9+5+4=18
NHK第1放送 594 5+9+4=18
NHK第2放送 693 6+9+3=18
という感じなんですけどね。
ニューヨークテロを予言してると言われる20ドル札も
「9と11を足すと20」みたいな言われ方してますけどね。
こういう足し算は偶然じゃないのという感じもしないでもないですが。
でも松田優作氏が亡くなった日11月6日と
彼がバーにキープしていたボトルナンバーの「116」と、
偶然にも両者が一致するというエピソードは何だかロマンチックですけどね。
私はこの手の数字の神秘みたいなのはあっさり認めてしまいたいのですよね(笑)。
何か計算出来ないものが宿ってるんじゃないのん、と。
まあどっちもそれこそ「信じるも信じないもあなた次第」ですけどね。
馬券を買う時に誕生日とか好きな数字とかで買って当たるのも
偶然と言ってしまえばそれまでですが、
偶然じゃない何かがあるのかもしれないと思うのも自由ですし、
数字というものを自分なりに楽しめればまあ良いんじゃないでしょうかね。
逆に数字に何のロマンも求めない現実主義の方もいることでしょう。


何だか七夕そのものとはあまり関係ない話題になってしまいましたが、
最後に美しい数字の羅列で締めてみましょう。
これは答えがシンメトリーになっているのですよね。
1 x 1 = 1
11 x 11 = 121
111 x 111 = 12321
1111 x 1111 = 1234321
11111 x 11111 = 123454321
111111 x 111111 = 12345654321
1111111 x 1111111 = 1234567654321
11111111 x 11111111 = 123456787654321
111111111 x 111111111=12345678987654321


このデザイン性の高さたるや。
どうでしょう。
これをぜひナベアツ氏に読ませてみたいですね。