五里霧中ドライブ

そんなわけでもう11月ですよ。
もう今年のM-1誰が決勝進出かなと想いを馳せる季節です。
早いものです。


今日は埼玉の小川町というところに飴細工の仕事で赴いたのですが、
(私は実は飴細工職人でもあるのです)
屋外なので寒かったら嫌だわ、と防寒に余念ナッシングで行ったら
割に暖かかったので助かりました。
髪の毛が伸び切っているせいかおばあさん3人に女性と間違われました。
こういう私のようなぬぼーとした佇まいの男の子ぽい女性て確かにいるのです。
帰り、それこそぬぼーと運転してたらなぜか道を間違えてしまい、
全然見たことも聞いたことも触ったこともない道路に出てしまい、
このまま知らない国へ迷い込んでしまったらどうしよう、
途中で道を聞こうと立ち寄った小屋におばあさんがいて
「今日はもう遅いから泊っていきなさい」と言われ、
「今日は美味しい肉料理だよ」と舌なめずりされ、
シャキシャキとおばあさんが包丁を研ぐ音を聞いていると猛烈な眠気に襲われ、
「しまった、さっきのお茶に何か盛られたのか!」と気付く頃にはもう遅し、
ぐつぐつと煮えたスープに我が身を落とし込まれる運命になったらどうしよう、
という想像をしながら運転していたらいつの間にか知ってる道に出ていました。
どこを走ってるのかわからないけど取りあえず夢中で走っていたら
意外に正しい道は近くにあったということはよくあることです。
メガネがないわと探してたら頭の上にかかってたみたいなそういうことです。


ライヴ・イン・ハトヤ

ライヴ・イン・ハトヤ

先日中古でゲットしました。
赤塚不二夫先生によるいい大人が真剣にふざけるくだらなさが結集された名盤です。
カーステで聞いていたら左チャンの赤塚先生の台詞と右チャンのタモさんの台詞と、
時折入るカーナビの「その先500メートルを右折です」という音声が一緒くたになって
何が何だかわからなくなるという事態になったんですが、
何だかわからなくても特に支障のない内容です(笑)。
赤塚先生の大ファンであるうちのギターのひじき氏は
「名盤ですけどヘビロテに至らない感じの内容です」と評しておりましたが
確かにそんな感じの脱力感のあるアルバムです。
こういうレコードを手元に置いておいてたまに聞くような趣味人なのですよ我々は。
先日放映された赤塚先生の特番も後で見ようかと思います。