四角革命前夜
- アーティスト: 相対性理論
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2009/01/07
- メディア: CD
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このアルバムですっかりずっきゅんやられてしまいました。
私の中での「へたうまなサブカル系ギターバンド」という印象は完全に払拭されました。
音楽偏差値が異様に高いし演奏も歌も巧いし、何より曲がどれも良いのですよね。
言葉の構築やチョイス、韻の踏み方など作詞の人は相当言語センス優れてますね。
「地獄先生」のエロ切ない吐息交じりのボーカリゼーションたるや。
やはりベースの人がディレクションしてるのでしょうか。
森昌子の「せんせい」やRCの「僕の好きな先生」と並ぶ先生アンセム決定ですね。
そんなアンセムあるのかって話ですが。
「先生ってば先生」の「てば」部分に恐ろしく高度な作詞技術を感じます。
ラストの「バーモント・キッス」は世界に平和をもたらす術はやはり愛なのかと思わされる
実に広大なラブソングで、史上に残る名曲じゃないかと思いました。
これとZAZEN BOYSの「Sabaku」をしばらくテーマソングにしていきたいくらいです。
新しい才能って出て来るものですね。
ライブ見てみたいです。
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 2008/12/17
- メディア: DVD
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ボーカルの志村氏があまり歌が巧くないという事実に少々衝撃受けてしまいました。
まあ歌唱力売りにしてるバンドじゃないので別に良いですけどね。
プログレ要素溢れるバンドの演奏はかっこいいし。
しかしもっとモニター環境見直すべきじゃないかと思ったりしましたね。
まあそれはさておいても良いバンドだなと改めて感心した次第です。
またライブ見たいです。
配信の時代になってCDもその存在意義をなくそうとしてるこの頃、
逆にライブで体験するということの重要性がさらに増して来るような気がします。
自分もライブに対しての姿勢を考えなければならないなと思ったりしています。