ラジオのように、キャッチ
BRUTUS (ブルータス) 2009年 3/1号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2009/02/16
- メディア: 雑誌
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熟読っても立ち読みですけどね。
立ち読まないで買えよって話ですけどね。
私は普段ラジオと共に生活していると言っても過言ではなく、
どこか外へ実演などに出かけない限り大体ラジオ聞きながら黙々と仕事しています。
平日の午前中は「大沢悠里のゆうゆうワイド」からゆうゆうと始まり、
昼は「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」へ軽やかにシフトし、
(木曜の清水ミチコとの掛け合いが最高です)
午後はがっつりTBS「ストリーム」で決まりです。
ここの「コラムの花道」は今日本で最も面白い話が聞けるコーナーなので必聴です。
吉田豪、町山智浩、勝谷誠彦、辛酸なめ子、みうらじゅん、大槻ケンヂなど
充実の面子が旬なネタを喋ります。
音楽ネタも佐々木敦、萩原健太両氏ががっちり決めてます。
ストリームの合間に文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」も挟んで聞きますけどね。
こちらもゲストが豊富で面白いのです。
シティーボーイズのくだらない話をがっつり聞けるのもこの番組くらいでしょう。
その後「玉川美沙たまなび」の前半聞いて和んでから再びTBSへ移って
「荒川強啓デイキャッチ!」で世間の動向を勉強します。
山田五郎、宮台真司の曜日のそれぞれ全然違う目線が面白いです。
土曜もあれこれ流し聞きしますが午後は「宮川賢のパカパカ行進曲」で大笑いし、
夜は「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で決まりです。
サブカル、ヒップホップ、アイドル、映画好きはこれを聞かずに何を聞くのでしょうか。
Perfumeをいち早く取り上げた媒体はここですからね。
毎週楽しみな番組のひとつです。
レギュラーのしまおまほちゃんと一度飲みに行きたいくらいです。
先週の手塚治虫アニメ曲だけをかけるDJとか、
(リボンの騎士、海のトリトン、どろろなど手塚アニメって名曲の宝庫なんですよね)
アニメのバーのシーンでかかってる曲特集とか余りにピンポイントな選曲に痺れました。
で、日曜は「爆笑問題の日曜サンデー」を聞いて1週間を締めると。
こうして書くといかに私が孤独に仕事しているか伺い知れるでしょう(笑)。
そんなん聞きながら招き猫とか描いたりしてるのです。
ラジオは何かしながら聞けるという気安さが良いし、
映像がない分想像力を働かせることになるのがまた良いのですよね。
全然興味なかった知らない曲を聞ける機会もラジオならではですしね。
ぜひ若い人にもお勧めしたいですよ、ラジオ。
「内ポケットにいつもトランジスタ・ラジオ
彼女教科書広げてるとき ホットなナンバー空にとけてった」
というRCの名曲「トランジスタ・ラジオ」をしみじみ思い出しますよ。
これって今だとiPodとか携帯になるんでしょうけどね。
全然今でも通用する青さですよね。
授業さぼって屋上で煙草吸いながら空見上げてる僕と
教室で教科書広げてる彼女の元にラジオがキャッチしたメロディーが鳴り響くという、
これ以上の青春と音楽のきらめく出会いの光景があるでしょうか。
もういい年の私はそんな素敵な光景に佇むこともなく、
地味に仕事しながらひとりでホットなナンバー空にとかしてます。
こんな気持ちうまく言えたことないあいあい、という感じで。