夏、日比谷野音にて - fishingwithjohn’s diary

今日は神森徹也くんと東京ダイナマイト主催のお笑いイベントを見に日比谷野音へ。
日比谷野音に来るのは９０年代末にフィッシュマンズを見に来て以来なので
こんな場所だったかーと新鮮でした。
もっと広かったような印象でしたけどね。

ごきげんようの前説を１７年やっているアンバランスの前説に始まり、
土田晃之のガンダム熱唱から狩野英孝とか小島よしおとかのテレビの人気者から、
ウクレレえいじとかさくらんぼブービーみたいなコアな人まで、
雑多な人たちが大勢出て来てよく集めたなと感心してしまいましたね。
東京ダイナマイトって今フリーだから事務所の思惑とか一切なしですからね。
単純に芸人が芸人を集めたという姿はイベントとして美しいと思いました。
吉本芸人が誰も出ていない辺りに吉本の力を感じたりしましたけどね。
個人的にはこの日のベストアクトはU字工事でしょうか。
今乗ってる人は勢いがあるというか、空気を全部持って行きますよね。
よく聞くと栃木のことしか喋ってないんですけどね（笑）。
後半へ畳み掛ける展開とか話術の巧さに感心しました。
ごめんねごめんねーも今が旬ですしね。
サンドウィッチマンはM-1でやったアンケートネタでしたが、
ネタの内容全部知ってるけどやはり面白かったですね。
（東京ダイナマイトの物真似が凄い似てて驚きました。）
江戸むらさきとかもさすが営業キングという感じで安定してました。
あと意外に（？）弾丸ジャッキーが面白かったですね。
東京ダイナマイトは芸能ニュースを斬って行くスタイルで、
まさにツービートの継承という感じで面白かったですね。
（この日は６、７組くらいがのりピーをネタにしていて
のりピー人気を実感したりしました。）
彼ら独特な間と目線が面白いのですよね。
期待していた磁石が今いちだったのは残念でしたね。
タイムマシーン３号も安定していて面白かったんですけど
もっと何か１発あるとM-1決勝行けるんじゃないでしょうか。
中盤に「きみ誰？」みたいな微妙な人たちも出て来ましたが（笑）、
そういう雑多さもまあ有りなんでしょう。

我々の後ろで見ていたファミリーがネタ中に関係ないお喋りをずっとしていて、
それが余りにも声がでかくて迷惑だったので
「ここは茶の間ではない、野音だ！」と
一撃必殺のエルボーを喰らわせてやろうかと黄金の右手を振り上げたのですが、
神森くん曰く「あの人有名なプロレスラーですよ」とのことだったので
振り上げた右手をそっと静かに下ろしました（笑）。
マナーを大切にね！としょこたん風に心の声で訴えておきました。
マナーについて考察しながら夏の野音を後にしました。
蝉の声で満ちていた日比谷公園も虫の音が涼しく聞こえ。
もう夏も終わりかけているのかと少し寂しく思いながら帰ったのです。