鈴虫と5000匹の猫

鈴虫というネーミングは言い得て妙であるなと
夜リバーブを伴ってリンリンと(凛々と)響く涼し気なサウンドに思うこの頃ですが、
もうすっかり秋という感じがしてしまいますねあの羽音を聞くと。
優れた楽器と高い演奏技術をお持ちで!と思わず褒めたくなるほどの鳴りで。
ノンPAであれだけ鳴るとはなかなかなものですよ。
一匹くらい演奏の下手な子がいても良さそうですけどね。
引っ込み思案で音が小さい子とか。
鈴虫界ののび太みたいな。
逆に「ホゲー」みたいなばかでかい外れた音を出す子とかもいそうですよね。
鈴虫界のジャイアンみたいな。
そんなのがいたらリサイタルは開かないで欲しいですけどね。


先日、猫写真家の板東寛司さんの新しいサイトのジングルを作らせていただきました。
トップページをしばらく見てると鳴り出します。
板東寛司の5000匹の猫」
http://5000cats-bando.com/
次々と変わる猫ちゃんの可愛い顔を見ながら聞いてみて下さい。
しばし和めます。
世界名作アニメ劇場の雰囲気をイメージして作りました。
それ猫と全然関係ないじゃんて話ですが。
こういう短い曲を作るのも楽しいものです。


ところで世界名作劇場といえば「ニルスのふしぎな旅」の主題歌が好きなのです。
これはNHKでやってたので厳密に言うと世界名作劇場じゃないんですけどね。
私の中では世界名作劇場のひとつなのです。
この曲、バンド時代にカバーしようと提案したんですが実現しなかったんですよね。
タケカワユキヒデ作曲なのでどことなくゴダイゴぽいです。