ボーダーでグラビア

しかし寒いのです。
雪が積もるぞ、という度々の予報に身構えていたらたいしたことはなく、
ほっとしたものの寒いのは寒いのであり。
全ての感情が寒いへ突進してしまうのを押さえ切れぬ日々です。
がっちがちに動けぬほど厚着をして震えながら過ごしています。


こちらに引っ越してからテレビが見られないということに気付いたものの、
視聴のためにアンテナ工事やら契約やら必要となると途端に面倒になってしまい、
結局テレビがない生活を送っているんですが、
テレビっ子(子という年じゃないですが)だと思っていた自分でもテレビがなくても大丈夫なものですね。
その分ますますラジオを聞くようになりました。
まあどうしても見たい番組などはyoutubeに上がっていたりしますし。
しかしテレビがなくてもラッスンゴレライとかあったかいんだから〜の全容がわかるのだから
流行の伝達力って凄いなと感心する次第です。
(あれはラッスンゴレライよりも合いの手の
チョトマテチョトマテおにいさーんの方が使い勝手良いですね)


そんな折、先日は某ファッション雑誌の取材を受け。
お洒落から50マイルほど離れた私が何故ファッション誌に登場かというと、
担当編集者さんが嫁の友人で、引っ越したら取材させてと前々から言われていた案件なのであり。
私は嫁のバーターというかおまけみたいなものなのであり。
内容がボーダー特集とのことでボーダー着用がマストとのことで、
我がワードローブを探すも出て来るのはくたくたにくたびれたボーダーばかりで、
どれも「私、寝巻きです〜」と声高にパジャマ宣言をしているものばかりであり。
パジャマ特集ならまだしもこれではラッスンもゴレラレナいだろうと(使えた!)、
直前に慌ててボーダーを買いに行くという
一夜漬けも甚だしい状態だったんですけどね。
春に出る雑誌なので誌面にボーダー1枚で映るわけですが、
実際には冬最前線ゆえ寒く、
寒がリーダーの私は上にセーターやらカーディガンやらをガンガン着込み、
撮影時だけぱっと脱ぐという方法で臨んだんですが、
水着撮影をするグラビアアイドルの子もこんな感じなんだろうかと想いを馳せた次第です。
撮影が終わると白いガウンをふぁさ!と掛けられる的な。
まあ鏡に映った我が容姿を見たらくたびれたおじさんだったので
グラビアアイドルと重ねた数秒前の自分を恥じた次第ですけどね。
ワインを飲んでるところを撮影とのことで、
つい昼間っからワインをガチ飲みに至り、
撮影が終わったら編集者さんとカメラマンさんも合流し、
結局ワイン2本をあっという間に開けてしまうという、
何だかとても楽しい取材と相成りました。
こちらは3月に発売だそうですのでぜひご一読いただければと思う次第です。


しかし寒いのです。
春はまだでしょうか。