お熱いのがお好き

連日暑い日が続いておりますが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
早くも夏バテなどしていませんでしょうか。
梅雨も明けて蝉も鳴き始め、
実はこれからが夏本番だというのだから恐ろしいですね。
練馬で35度だ熊谷で36度だと
それってほとんど体温じゃんみたいな最高気温情報を聞くと
そのうち人間の体温を追い越すんじゃないかと思っちゃいますね。
40度の世界などなかなか想像し難いものがあります。
しかし熊谷の気温だけやけに際立って高いのはなぜなんでしょうかね。
地形とかの条件によるものなんでしょうか。
埼玉は暑いでしょうと言われますが熊谷が目立っているせいなんですよね。
私が予想するに熊谷には全国各地から集められた熱い男たちが揃っていて
「熊谷を熱くするぞ〜い!」と
熊谷を熱くさせる活動を行っているせいで際立って熱いのだと思うのですよね。
私は数年前からそう結論を出しています。
わっしょいわっしょいと熱い神輿が熱い男たちによって熱く担がれ、
それを見る女性の眼差しも熱く、子供たちも老人も熱き魂に共鳴し、
熱い鉄板で焼かれた熱い焼きそばなどを熱く頬張り、
熱い鍋で煮込んだ熱いカレーをふうふう言って喰らい、
汗だくになって熱いお茶を注ぎ喉元をさらに熱くし、
「熱い!」という悲鳴にも似た言葉を熱いアスファルトに放ち、
「俺たちが熊谷の気温を上げるんだ!そのためには死ねる!」
と熱い心をホットパンツに身を包ませながら熱く宣言し、
市民全員が姓名を「熱井篤郎」に変更し、
カラオケでは小林旭熱き心に」B'z「熱き鼓動の果て」を熱唱し、
風呂は勿論熱湯、熱心に熱狂、熱弁し熱食、熱睡し熱起、
熱を帯びて熱を上げて熱に浮かされて
カップルを見れば「ひゅーひゅーだよ!熱い熱い!」と昭和な声を浴びせ、
好きな映画は「お熱いのがお好き」「レッド・ツェッペリン狂熱のライブ」
三度の飯より熱いのが好き、女房を質に入れてでも熱く、
ライバル都市は熱海、好きな芸人のギャグは藤井隆の「ホット!ホット!」
松岡修造ばりの暑苦しさがチャームポイントと言い張る熱き輩が急増、
とにかく熱けりゃ何でもいいんだぜ!
そんな熱っぽい人たちが集結して暑い熊谷をアピールしているのではないかと
熱い妄想を朦朧としながら繰り広げてみたりするのですが、
この間ニュース見たら実際に熊谷は「暑い町」として町おこしを行っているそうで、
最高気温を表示するパネルなどが駅前に掲げられ、
辛い食べ物で暑さをぶっとばせ!みたいなキャンペーンで
激辛の食べ物を名物にしようと熱き商魂を見せているそうで、
あながち間違いでもないのだなと思ったりした次第です。
そんだけ暑い場所ってどんだけよと逆に訪ねてみたくなったりしますもんね。
(しないですかね。)


そんな暑くて熱い夏がまだまだ続きます。
節電もそうですが熱中症にならぬよう。
水分補給を忘れずにお過ごし下さいませ。
ひゅーひゅーだよ!
ということで。