オアシスへようこそ

しかし寒いわけです。
こんなに寒くする必要あるの?馬鹿じゃないの?と
冬将軍に問いながら、冷たい北風に敗北を喫しながら日々を過ごしています。
五十嵐を寒がらせる会の会員の視線をそこかしこに感じつつ。
「常夏のハワイの気候」みたいな素敵アイテムが発売されていないだろうかと
検索エンジンを駆使するもそんな物は存在せず。
実に困ったものだと重ね着に重ね着をしながら途方に暮れています。
どうしたものでしょうか。


そんな冬将軍がドヤ顔で闊歩する折、
21、22日のイベントの会場となる「巣巣」さんを下見に等々力まで赴いてみました。
一度も行ったことがなかったので本番の前に店内を見ておきたかったのですよね。
等々力の駅を降りて閑静な住宅街をとぼとぼ歩き、
まるで砂漠を歩く旅人のような気分でひたすら前進し、
この寒さに加えてトゥーマッチな乾燥っぷりに頬はひりひりし、喉が乾き、
オアシスはまだだろうか、この乾きを癒すオアシスはと熱望しながら、
冬の東京の空に詩情を見いだしながらさらに前進し、
つーかまだ着かないけどこれで道は合ってるのだろうかと不安に思う頃、
「合ってるよん〜」というタイミングでようやく「巣巣」の看板が見え。
「おお、オアシス発見!」とばかりに店内に入ると常夏のように暖かく、
オーナーの岩崎さんがこれまた春の陽気のように「ようこそー」と迎えてくれ、
私は冬砂漠からの離脱を果たせたのでした。
等々力の街中にこんな素敵なお店があったとは。
みなさんもほう、と驚くことでしょう。
そんなオアシス然とした暖かい店内で岩崎さんとあれこれ打ち合わせなど行い、
ライブ用の機材なども見せていただき、
「楽しいイベントにしたいっすね〜」ということでまとまりました。
絵付け教室とライブを一緒に行うのは初めてですし、
山田氏と対バン形式で共演するのも実は3、4年振りなのです。
今でこそメンバーとしてサポートしてますけども。
その後山田氏ともメールで打ち合わせし、どうせならセッションしようという話にもなりました。
なかなかレアなライブになりそうです。
興味ある方はぜひご来場の程をよろしくお願い申し上げたいわけです。
次はまた3、4年後かもしれませんし。
美味しいお茶とお菓子のセットも付きますので。
http://www.susu.co.jp/


そして打ち合わせ後に巣巣を出るとすっかり日が暮れており、
岩崎さんが「ちょうどいい感じの夕暮れが」と言うので空を見やると
本当に夕暮れており。
冬将軍の闊歩する等々力の街に夕暮れを見やりながら帰ったのでした。
五十嵐を寒がらせる会の等々力支部の会員の視線を感じながらでしたけどね。


ライブの日だけ常夏になるアプリなどないものかと
検索エンジンを駆使しつつ、本番に備えようなどと目論んでいる私です。
しかし困ったものです。
この寒さたるや。