長袖リハーサル

気が付けばもう10月です。
早いです。
早すぎるのです。
時の経過が早くなる呪文でも誰かが唱えているのかと耳をすますも
聞こえて来るのは虫の音ばかり。
参ったなと天を仰ぐしかありません。


そんな折ですが、先日は久々にfwjのリハを行い。
久々に全員でスタジオに入りました。
さらに今回は久々にドラム入りでの演奏となるので、
久々つくしというわけです。
「久々」と半紙に毛筆で書いて世間に知らしめたいくらいです。
「勝訴」みたいなテンションで。
久々にドラムを叩く横山さんのリハビリ(?)みたいなノリでリハは始まり。
途中セッション的な演奏を挟みつつ3時間がっつり行いました。
みんな夏の服装で「暑い!」などと汗をかきつつ演奏しておりましたが、
私はひとり長袖で涼しげに演奏しておりました。
小さい秋を見つけながらスタジオに至ったくらいですから。
スタジオ内でも秋の人となって弦を鳴らしていたわけです。
「えーとここの構成は」などと喋っていると隣からぱちんぱちんという
不思議な音が聞こえたので「何ごとっ?」と思って見やると
ギターの中村くんがおもむろに爪切りを取り出し、
ぱちんぱちんと無表情で爪を切っておるので
すっかりリラックスしてここを自宅と勘違いしているのだろうか、
ナイター見ながら新聞の上で爪を切るお父さんがスタジオに現れたのかと思ったら、
「いやギター弾きにくいんで切ってるんです」とのことで、
そうか指も楽器の一部なのだよなあと納得しつつも
爪くらい自宅で切って来るものではなかろうかと思いつつも、
そういえば前もライブ直前に爪を切っていたなと思い出し、
現地で爪を調整する人なのであるなと
中村くんのキャラに新たな項目を書き足すに至ったのでした。
ライブ当日はそんな中村くんの爪にもぜひご注目下さい。


もうひとりのギターのひじきさんがどうもお疲れのようで、
「どんより」という擬音が横に見えるくらいだったので、
リハ終「徹夜明けか何かですか?」と聞くと
「どうもさっきから胸の辺りが痛くて」とのことで。
「そりゃ早く帰って休んだ方が良い!」とのことで全員で早期帰宅を促し、
「家に無事着いたら連絡して下さい」と申し付けたところ、
30分後くらいに「無事着きました。会社に」とのメールが届き、
全員で「会社かよ!」とツッコミを入れたのですが、
結局次の日病院に行ったら急性胃炎との診断を受けたそうで。
健康には気を付けないといけない年頃なんだな我々は。
とひじきさん同様、自分の健康にも想いを馳せた次第です。
(ひじきさん、ライブには出られるそうですのでご安心を)
みなさんも健康にはお気を付け下さい。


10月21日(日)横浜黄金町 試聴室その2
「苺を潰す」
出演;fishing with john/大島輝之with佳村萠/itoken 
開場18:00開演18:30
前売2000円(+1d)当日2500円(+1d)
チケット予約 http://cafe.taf.co.jp/live/index.html