ケイン・コスギ式ケーブル危機

元旦を最悪の体調で迎えたことを教訓に昨晩は酒を控え早めに就寝したのですが、
いざ起床すると肩や背中が凝っていてバッキバキに痛く。
まだ大人になんかなりたくないやいという
突発性のピーターパン症候群に時折見舞われる私ですが、
身体の方は「いや、五十嵐さんあなたもうおじさんですよ」と現実を突き付けるのであり、
現実を見えにくくするピーターパン眼鏡のようなアイテムの発売を待望してやまないのですが、
身体は正直なので私の気持ちなど構わずあちこち悲鳴を上げるのです。
何しろ遂に40代を迎えたわけです私も。
先日「HEY!HEY!HEY!」という音楽番組で20年前の映像が流れていたのですが、
松山千春の40歳当時の様子がすでに大御所感満載で、
ダウンタウンをお前ら扱いしており、
このボスの如き風貌の千春と今の私が同い年だと?と衝撃を受けたのですが、
千春だけでなく佐野元春の40歳当時の様子もすでに何かを成し遂げた感満載の「大人!」という雰囲気で、
対しての私のペーペーな薄い佇まいは何なのだろうと己を省みたのですが、
20年前の40歳って今の40歳よりもちょっと大人なイメージがありますね。
まあ人によるんでしょうが。
ましてや千春や元春のような偉大な人と自分を比べるのもおこがましいですが。
まあ風格ばかり得ても中身がなければ仕方ないんですけどね。
あまり年齢など気にせずマイペースに行くしかあるまいと改めて思ったりする次第ですが。


そんな私が今直面している危機はというと、
iPhoneの充電ケーブルが切れそうであるということであり。
あやつは何故にああも脆いのでしょうか。
表面の白いコーティング部分はとうに剥がれ、
中の銀色の線が丸見えなのですが、
それも切れるか切れないかという感じなのです。
まさに首の皮一枚で繋がっているという言葉を体現しており。
充電中、たまに「隊長!充電出来ません!」という報告が上がって来ることもあり、瀕死の状況なのです。
これは例えればリポビタンDのCMに於いて
崖から落ちそうな宍戸開の手をケイン・コスギがしっかと握り、
「フゥァイト〜!」
「イッッパァツ〜!」と、
かろうじて繋ぎ止めている状況に似ているのです。
ここでケイン・コスギが「パァーフェクトバディ!」と、
己の肉体を誇示せむとその手を放したならば宍戸開はまっさかさまに落ち、
充電ケーブルは断絶に至るのです。
私はiPhoneを充電する度に「頑張れケイン!」と応援の念を送るのですが、
それに応える形でケインが満面の笑顔で
「パァーフェクトバディ!」とやるのではないかと毎回ひやひやしているのです。
手を放したら落ちるよ!宍戸開が!
と毎回注意するんですが。
ケインのコスギちゃんの動向を見守りながら
何とかiPhoneに命を吹き込んでいるという状況です。


そんな状況ですが何とかしのいでいます。
パァーフェクトバディ。