インディゴの果てに

今年ももう2週間以上経過してしまいました。本当に早いのです。年始の催事の忙しさが落ち着いたと思ったら今度は制作の方の仕事の波が押し寄せ、相変わらず慌ただしい日々を過ごしております。その作業の合間にライブの準備をしたり曲を作ったり猫を撫でたり酒を飲んだりその挙げ句酔っぱらって本気のダンスをかまして猫にシャー!と怒られたりしています。(こう書くと意外に暇あるんじゃないかと思われそうですが)
ところで毎週日曜日9:30からTOKYO FMでオンエア中のベッキーさんのラジオ番組「太田胃散プレゼンツ ベッキーGO♪LUCKY」のオープニングのジングルに私の曲「サイクル曜日」を使っていただいているというご縁もあり、今回の彼女にまつわるニュースは人ごとではないぞと勝手に思いながらあれこれ記事を眺めていたのですが(向こうは私のことなど知りもしないでしょうが)、もう各所で好き放題あれこれ書かれてネタにされて今更私が何を言うでもありませんが、ベッキーさんが彼に送ったラインの文章の溢れんばかりの恋する乙女っぷりが読んでいて何だか切なく、こんな無防備で稚拙でキラキラしたまっすぐな愛の言葉を好きな人にぶつけちゃう人なんだなあと、寧ろ彼女に好感を抱いてしまった次第です。憧れの彼と猟奇的なキスをしてロマンスがありあまる夜を過ごしていたのでしょうか。あの美しき旋律を、あの刺激的な言葉を生み出した彼のすべてを私は独占しているんだわ、と陶酔しながら。それはさぞかし甘美な体験であったことでしょう。口づけを交わす際に貴方の繊細な歌声をそのまま私の舌で受け取めさせて、くらいの淫靡な台詞を放ったのかもしれません。(考え過ぎでしょうか。)「卒論提出したらわがままいっぱい聞いてもらうんだ!」みたいな文言を読むにつけ、そのわがままは聞いてもらえることなく2人共々奈落の底に落ちてしまったのかと思うとついつい胸が痛んでしまう私です。私でよければそのわがまま聞きますけど?と、ベッキーのわがまま受取人に立候補したい気分でいるのですが、おそらく私では駄目なのでしょう。(当たり前ですが。)まあ新婚なのにいとも容易く自分の夫を横取りされてしまった彼の奥さんからしたら腹わたの煮えくり返る思いでしょうが。川谷氏は永遠に卒業を認められず、教師である奥さんに抗い校舎の窓ガラスを割るような荒れた生徒になってしまうのでしょうか。今回「恋は盲目」という言葉の意味を正しく示したベッキーさんの未来に幸あれと願ってやまない私です。今後ラジオの収録時、オープニングに私の曲を耳にし「さあ、頑張らなくちゃ!」と己を奮い立たせるきっかけとして彼女の心に数%でも機能してくれれば良いなと思う次第です。あとスポンサーさんの判断で番組が終わらないことを強く願う私です。太田胃散さんよろしくお願いいたします。(切に。)
あと今回の騒動で川谷氏がもうひとつやっているバンドindigo la Endのバンド名の由来がスピッツの「インディゴ地平線」というのを知り、インディゴ地平線っていい言葉だなあとそのイメージに想いを馳せた私です。最早ベッキーもゲスも関係ないですが。インディゴに染まる彼方の地平線にこの騒動が消えてなくなる日がすぐに来る事でしょう。芸能界はすでにSMAP解散危機のニュースでそれどころではないでしょうし。
SMAPのニュースでいえば年始に放送したすべらない話で中居くんがジャニーさんの誕生日会に於いて上座に堂々と座る見知らぬ少年が自分に挨拶もない様子に「あいつ一体誰なんだ」とイライラしていたらマッチから「俺の息子だよ!」と怒られ、逆に子供への挨拶をうながされたというエピソードを面白おかしく語っていましたが、あれって単純にしつけの出来ていない馬鹿親であるマッチの好感度を下げる中居くんなりのちょっとした復讐のように感じ、今回の騒動の伏線なのかなと思ってしまった私です。自分の子供に目上である中居くんに挨拶させないどころか、中居くんの方に挨拶を強要させるマッチにドン引きしたのは私だけではないかと思われるわけです。まあどうでもいい話ですが。トシちゃんが独立後にパタリとテレビから姿を消したのをよく覚えているので4人の行く末が心配ですが、今やメディアはテレビだけじゃないですからね。
まあSMAPのことより自分の事を心配しろよという話です。1月も残り半分なのです。