4月の動静(4/26~4/30)

4月26日
来月巣巣で催される「詩と音楽と珈琲」のために詩を書き下ろさないとなあと思いつつ、何だかんだと自分に言い訳をしながら先延ばしにしていたのですが、いよいよもう締め切りに間に合わないぞというタイミングでささっと書いたらすぐに出来上がりました。まさに一筆書きといった感じでするすると全編書けたので、これまでの己の言い訳は何だったのだと思った次第です。夏休みの宿題を8月31日に終わらせたような気分です。歌の歌詞とはまた違う言葉の組み立てや妙というものに想いを馳せました。
4月27日
ブログを書く時間が少しあったので文章をつらつらと書き連ねてみたのですが、言葉を組み立てる作業というのはなかなかに骨が折れるものです。歌の歌詞や詩とはまた違う筋肉を使って言葉を扱うような感覚です。最近「4月の動静」といったタイトルを付けて毎日の行動や思ったことなど短文で連ねていくスタイルを試みているのですが、これが好評なんだかどうでも良いと思われているのか、誰かに感想を聞く機会がないのでよくわからないのですが始めた以上しばらく続けてみるしかあるまいと思ったりしているこの頃です。ミル坊の毛が抜けて束になって階段などに落ちているのを見る度に、日々の思いもこうして束になって積もっていくのだなという実感に繋がり、それを言葉に残していきたいものだと毎回決意はしているのですが。
4月28日
猫がジャケットにあしらわれているレコード、通称「ネコード」を収集しているのですが、猫は意匠としてあらゆるジャンルの音楽に幅広く使われるのだなとそのバラバラな中身に毎回驚いています。この間ジャケに惹かれて入手したネコードに針を落としてみたら典型的な80年代の日本のビートロックバンドで、懐かしくもダサくてその猫要素のなさに驚いたのですが、どういう会議を経て猫のジャケットに至ったのか逆に興味をそそられました。自分が猫ジャケを集めていなければこのレコードを手にすることはなかったので、手に取らせる手段としては成功してるのでしょうが。猫は私にとって見知らぬ音楽への架け橋でもあるのです。
4月29日
匠の箱で絵付けのワークショップでした。常連さんが参加してくれて色々お話なども出来ました。連休初日の秋葉原は凄い人出で、GWが来たなという実感を得ました。帰宅したらご近所猫のミミが遊びに来ていて、「お疲れさま」と言ってくれてるようでした。猫の友達がいるというのは気分が良いものです。
4月30日
巣巣で来月のイベントに向けての草とten shoesリハーサルでした。草テンはずっとレコーディング作業を続けて来たわけですが、ライブとなるとかなり久し振りなのです。リハビリのような感じで思い出しながら音を鳴らしました。また当日一緒にセッションする予定の「けもの」の青羊さんも合流してリハを行いました。エレキギターを弾く青羊さんが実に絵になるので感心してしまい、何枚も写真を撮ってしまったのですが、鳴らされる音の方も絵になるというかとても空間に映えるのです。表現に於いて「映える」ということを意識しないとなとぼんやり思った次第です。