猫の頭レンタル

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
ライブやSNSなどでは報告したのですが、わたくし20年勤めた春日部張子を辞めて、2019年から「カマクラ張子」として独立する運びとなりました。張子作家として鎌倉molnを拠点にして活動する他、「貸切り図書館」などのイベント運営や、molnの業務、勿論音楽活動の方も色々精力的にやっていきたいなと思っております。今後共にどうぞよろしくお願い致します。カマクラ張子と地名を片仮名にしてるのは、かつて同じく鎌倉張子という名前で鎌倉で張子を作られていた方がいたので名前が被らないようにしたまでです。決して「高輪ゲートウェイ」に影響されたわけではないのです。まだ名刺も作ってないので活動はこれからという感じなのですが、ぜひハワイよりもグアムよりもコタツよりもぬくぬく温かく見守っていただけたらと思う次第です。
年末はクリスマスライブの後に風邪で喉を痛めてしまい、催事繁忙期なのに大きい声が出せず、船場吉兆のささやき女将くらいの声量で「い…いらっしゃいませ…」と接客していたのでお客さんは何事かと思われたことでしょう。「あたまが…まっしろ…」くらいの声の小ささで対応していたのですが、やがて咳も出るようになり拗らせてしまい大変でした。これでもかとうがいをし、のど飴を舐め、魔法や呪文の類いも駆使して何とか乗り切りましたが、声が出ないというのは本当につらいですね。(船場吉兆のささやき女将がわからない人は動画を検索して下さい。)
咳をしながら寝ているとミル坊が心配してくれるのか布団の上に乗って来るのですが、おかげで寝返りが打てず、腰も痛めるという被害もあり年末年始は大変でした。猫にお正月という概念などないのでしょうが、元旦はミル坊が朝から「今日から新しい年の始まりだよね?ね?」とにゃーにゃー騒いでいて、何となくめでたいような空気がわかるのでしょうか。ずっと猫の手も借りたいくらいの忙しさでしたが、帰宅してミル坊の頭を撫でていると疲れも取れるので、ある意味猫の手というか、猫の頭を借りて乗り切った感じでした。
そんなわけで2019年、どうなるのか全くわからない状況ですが、とりあえず全力で頑張ろうと決意しながらミル坊の頭を撫でています。冬毛でふわふわの決意です。みなさまも良き1年になりますよう。